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活動報告
2024.10.27
決算委員会のご報告(建設環境常任委員会)
決算委員会が終了しました
10月15日(火)に建設環境常任委員会の決算委員会が開催されました。
委員会の中で私が取り上げた主な内容についてご報告します。
決算委員会とは
決算委員会とは、前年度に市が行った事業、関連する市の支出が妥当であったかを審議する場です。
私が所属する建設環境常任委員会では、環境やまちづくり、上下水道に関する内容を審議します。
持ち時間は80分、4つの部局が行った取り組みをすべてチェックし、疑義がある箇所について質問・指摘をしていくというボリュームのある委員会です。
決算委員会での主な質問・議論
取り上げた内容が多岐にわたるため、各部局から1テーマずつ、絞ってご報告いたします。
議論の全容、及び詳細な内容については追って公開される市議会の議事録をご覧ください。
(なお、市議会の議事録の公開には委員会終了後数か月を要する状態です)
【都市計画推進部】(まちづくり政策)
① 服部天神駅前広場の整備について
質疑:服部天神駅前の整備にあたっては、一般車もロータリー内に乗り入れ可能となっている。
ロータリー内で一般車が長時間人待ちなどで停車し、混雑や危険な状況が生じないよう、対策を講じるべきではないか。
答弁:服部天神駅前広場のロータリーでは、5分以上の駐⾞禁⽌の規制を予定しており、待機による滞留の抑制が図られると考えている。
要望:規制が実効性のあるものになるよう、周知の仕⽅などを⼯夫してもらいたい。
【環境部】(環境政策)
① 電気自動車の購入補助金(事業者向け)について
質疑:令和5年度に実施された市内事業者向けの電気自動車購入補助金(電気自動車1台の購入に対して20万円を補助)は、予算に対しての執行率が60%余りと低調な結果に終わった。
申請時に電気自動車を購入しようと思った理由や、充電設備などの利用環境に関する情報を申請者から取得し、今後の市の施策を考える材料とすることが有用と考えるが、そうした工夫は行っていたのか。
答弁:補助金の申請者からは、車の形式など基本的な情報を取得するにとどまっていた。
今後、指摘された事項を含め、電気自動車等の普及のヒントを得るためにアンケートの実施を考える。
要望:事業者向けには20万円、令和6年度から実施している個人向けの補助金では10万円と、かなり額を市の一般財源から拠出している。
その分、申請者から情報を得て市の施策への示唆を得ることは当然やっていくべきと考える。
積極的に行ってもらいたい。
【都市基盤部】(道路政策など)
① 害虫駆除について
質疑:市ではゴキブリや毛虫などの駆除を行っているが、市が駆除を行うケースとそうでないケースはどのように区別しているのか。
カメムシやガなど、市民から苦情が挙がる害虫は他にもあるが、どのような基準で判断を行っているのか。
答弁:ゴキブリや⽑⾍以外については、公衆衛⽣上問題のある⾍などのほか、実績として市⺠の⽣命に関わるスズメバチについて駆除をしている。
その他の⾍に関しては、これまで駆除した実績はないが、異常発⽣した際には、市⺠の安全や⽣態系への影響について個別に判断していく。
要望:市民の安全を守るために、必要なときは躊躇なく駆除に乗り出してもらいたい。
【上下水道局】(上下水道事業の運営)
① 受託工事事業の費用と収益の差異について
質疑:上下水道局は給水事業の他に、市⺠からの依頼などを受け、給⽔に必要な設備の修理等を受託事業として請け負っている。
令和5年度の実績では、受託⼯事にかかる費⽤は4,400 万円あまり、⼀⽅で受託⼯事による収益が2,600 万円あまりと受託⼯事の収益が受託⼯事費⽤を下回っている状況となっている。
この理由は。
答弁:理由は3点。
まず、実際に⼯事に必要となった⼯数と、費用の徴収の基準となる、国がしている標準⼯数に差が生じるため、収支に差が生じる。
また、令和5年度に行った工事管理のシステムのデータ移⾏にかかった費⽤を受託工事費用に算⼊しているため、費用が膨らんでいる。
加えて、⼀般会計からの繰り⼊れ⾦によってその費⽤が賄われている消⽕栓の補修修繕にかかる⼯事費が受託⼯事の費⽤に含めれているため、乖離が⽣じている。
質疑:給水事業においては、料金改定を含む経営改善に向けた取り組みによって、その収支を均衡させようと上下水道局は努めている。
その一方で、受託工事事業では、費用が収益を大きく上回る状況となっている。
こうした状況を妥当と考えるか。
答弁:この状況は必ずしも妥当では無かったと考えていないが、今後、この収益と費⽤の均衡を図り、市⺠に対するわかりやすい説明ができるよう収益的収⽀内の費⽤の計上⽅法の精査を進めていく。
要望:料金改定を通じて市民に新たな負担をお願いしている以上、給水事業以外を含めて、上下水道局の経営効率化を進めていかなければならないことは自明。
収益と費用の均衡を図っていくこと、市民へのわかりやすい説明に努めることを要望する。
内容について不明点やご意見がございましたら遠慮なくお問い合わせください。
今回の決算委員会での議論を今後の政策立案、そして予算の審議に活かしてまいります。
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