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活動報告
2024.10.24
桜塚高校にて政治・選挙に関する講座を実施
高校生たちと政治・選挙について考える特別講座を実施しました
9月19日、桜塚高校にて政治・選挙をテーマにした特別講座の講師として登壇しました。
桜塚高校では、総合的な学習の一環として、経営者や消防士、地元の小売店の方など様々な職業の方を講師として招き、社会の仕組みや働く意義について学んでもらおうという取り組みを行っています。
今回、その一環として、市議会議員を講師に政治・選挙に関わる講座をしてもらいたいとお声がけをいただき、市議会の4会派それぞれが高校生たちに話をしました。
私が所属する会派「とよなかを共に創る会」からは、私がメインスピーカーとして登壇しました。
学校から事前に党派性を排除して、高校生に政治を身近に感じてもらえるようなことをとのご依頼をいただいておりましたので、私からは「一票の重み」、「政治は政治家だけのものではなく、学校や周囲の人間関係の中にもある身近なもの」の2点を中心に話をしました。
実際に高校生たちに話した内容をかいつまんで、下に記します。
『一票の重み』実際の選挙を例に
府知事選や国政選挙など、規模の大きい選挙ではなかなか実感しがたいことですが、選挙の当落は有権者の一票一票の積み重ねで決まっています。
それが如実に現れるのが、市町村議会議員選挙であり、毎年200程度の選挙が全国で実施され、そのうち10程度の選挙では、当落の票差が数票という超接戦になっています。
2021年の尼崎市議会議員選挙(豊中市の西隣)では、当落の候補の票差が1票となり、まさにその重みが現れる結果となりました。
一票の重みが最も現れる地方の政治にもぜひ興味を持ってもらいたいと思っています。
政治とは何か
「政治」と言うと、どうしても自分とは遠いところにあるもの、政治家が国会や議会でやっているもの、との認識が先に来るかと思います。
しかし、社内「政治」といった言葉があったり、学校にも生徒会選挙があるように、会社や学校のような身近な社会にも「政治」は存在します。
「政治」とは、「意見を出し合い、何かを決める営み」であると考えています。
つまり、たとえたった二人の間の話し合いであっても、意見を交わして結論を出すということをしていれば、究極的にはそれは「政治」的な話し合いだということができるのです。
市議会議員が高校生を前に高校で話をするという今回の取組は、豊中市では初めての試みであり、今後も是非続けていきたいと考えています。
高校生たちは、翌週9月26日の市議会の一般質問を傍聴したのち、10月3日の授業では各々が考える豊中市をもっと良くする方策について発表をしていました。
私も見学に行きましたが、市議会では自分に身近なまちづくりや暮らしの話をしている、議員の存在をこれまでよりも身近に感じることができた、などポジティブな感想を聞くことができ、有意義な講座となったと考えています。
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