保育・幼児教育の第一線で働く方々からご意見を伺いました

７月３日（木）に曽根のアクア文化芸術センターにて開催された、豊中こども財団主催の幼児教育・乳幼児保育懇談会に出席しました。
こども財団から子育て支援施策に関する要望書を受け取るとともに、現在、幼稚園・保育園・こども園などの幼児教育・保育施設の現場で働いている方々と意見交換を行いました。

こども財団からの要望を受けて

こども財団からは、人手不足や物価高騰の影響を受けた園への補助や勤務環境の改善を中心に、下記の内容の要望を受け取りました。（主な内容を記します）

◎ 人手不足に対応するための運営補助金の増額
◎ 障害児の受け入れにあたっての職員加配の支援
◎ こども誰でも通園制度の本格導入にともなう対応

受け取った要望はいずれも現場の声に基づく貴重なものであり、その趣旨を重く受け止めて私自身の議会活動にも活かしていきたいと考えています。

こどもの笑顔のために、働くおとなの笑顔を

幼児教育・保育関係者の方々との意見交換の中では、保育の現場では今いる人員でなんか回しているものの、職員の育休などが重なってくると対応が難しくなる。ライフイベントへの対応も考慮してもらいたい、といったご意見があがりました。
また、職員がゆとりをもって喜んで働くことができる環境の整備を進めてほしいとの声をいただきました。

保育園・幼稚園の主役はこどもたちですが、こどもたちが日々を生き生きと過ごすためには、園の職員・保育士の方がまず日々満ち足りた環境で働いていることが必要です。
保育士の方への直接の給付の増加のほか、ゆとりある人員配置の支援、保育士と事務職員の中間的な職種の創出など、全周的な支援強化を議会でも進めていきます。