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活動報告

2025.03.16

交通インフラ特別委員会の視察で岐阜市へ

岐阜市のバスに関する取り組みを視察

1月27日(月)に交通インフラ特別委員会の視察として、岐阜市に赴きました。
岐阜市ではバスに関する取り組み3点を視察し、現状や課題について担当の方の話を伺いました。

委員会視察の様子

市内をめぐる自動運転バス

岐阜市では真っ赤な自動運転バス「GIFU HEART BUS」を市街地で運転しており、運転手が乗車していない(スタッフは乗車)恒常的な運行としては我が国初となる先進的な取り組みです。
視察では実際に試乗し、操作なしに路面標示に従って進んでいくことを実感するとともに、街並みをゆったりと眺められる観光ツールとしても有用なものであると思いました。

自動運転バスについては非常に先進的で全国から人を惹きつける魅力を持つコンテンツである一方、公共交通として地域交通の一端を担うには技術面、経済面等の課題が多く残っていると考えています。
特に岐阜市では、信号や街中のカメラと連動した形での自動運転を実装しています。
その場合、インフラの構築と維持管理に多額の費用が必要となり、また後発の新技術が開発された際の互換性への懸念、過剰投資となる懸念が拭えず、車両単体での自動運転実現を前提として、技術的・社会的環境が整う時機を冷静に見極める必要があると考えています。

岐阜市で運行されている自動運転バス

地域が主体となったコミュニティバス運行

岐阜市では00年代に市内を運行していた民間バス事業者の撤退が相次いだことにより、地域の公共交通がなくなるという事態が生じました。
その対処として、地域が主体的にルート設定やバス停の設置を行い、運行に責任を持つ独自のコミュニティバスの運行を19地区で行っています。

地域が主体となったコミュニティバスの運行については率直に好例であると感じました。
行政による課題設定と、地域住民の需要が食い違い、結果としてデマンドバス等の利用が伸び悩む例は全国で散見され、本市においても南部で運行されているデマンドタクシー「MinaNotte」は需要がほとんど伸びないなど、その状態に陥ってしまっていると考えています。
地域住民が主体となることで、自らルートや停留所を設定し、需要に対して責任ある運行体制を取ることができます。
本市におけるデマンドタクシーの一方策として、そのエッセンスを取り入れていけることが望ましいと考えています。

猛暑をしのぐ「バスまちば」

3つ目の内容として、岐阜市の「バスまちば」の取り組みを視察しました。
バス停は道路沿いの野外に看板のみ、または看板とベンチ、屋根がついている程度の設備が一般的であり、屋外であることから夏は暑く冬は寒い環境となっており、公共交通の利用減少理由のひとつとなっています。
岐阜市では、沿道のコンビニやドラッグストアなどの民間事業者に呼び掛け、バスを待っている時間を店内で過ごすことができるよう、店内に椅子を設置したり、バスの時刻表が見られるといった施設整備の協力を得ています。
利用者にとっては、暑い夏の日中でもバスが来るまで涼しい店内で過ごすことができ、バスの利用へのハードルを下げることができます。

「バスまちば」の取り組みについては、市街地密度が高い本市でこそ、むしろ進めやすいのではないかと感じました。
昨今の猛暑もあり、特に夏季に屋外でバスを待つことは健康への影響が懸念されるとともに、公共交通の利用率低下にもつながります。
バス通り沿いの事業者と協力し、軒先や店舗内でのバス待ちを可能とする取り組みは、本市でも積極的に取り入れていきたいと考えています。

視察先での学びを市政へ

今回は1日間の視察でしたが、岐阜市での様々な取り組みを実際に見て学ぶことができました。
豊中市でも積極的に取り入れたほうがいいと思うものもあれば、やめておいた方がいいと考えるものもあり、すべての先進事例が好事例ではないということを前提としたうえで、必要な施策については迅速な実現を目指していきます。

交通インフラ特別委員会メンバー

交通インフラ特別委員会の視察で岐阜市へ

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