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活動報告
2023.10.14
豊中市・サンマテオ市姉妹都市60周年記念式典
サンマテオ市(アメリカ合衆国)との姉妹都市提携60周年を迎えました
10月3日から10月8日までの6日間、豊中市の姉妹都市であるサンマテオ市からの訪問団が来訪しています。姉妹都市提携60周年を記念した行事が各地で開かれ、私も一部の式典などに参加しました。
姉妹都市の始まりは、高校生の一言から
豊中市とサンマテオ市の姉妹都市交流の起源は昭和37年(1962年)にまで遡ります。当時、交換留学生として来日していたサンマテオ市の高校生が豊中市に立ち寄り、住宅都市としての町の雰囲気や空港が近くにあることなどの類似点を、サンマテオ市の市会議員をしていた父親に話したことがきっかけとなりました。
事実、豊中市とサンマテオ市はともに大阪とサンフランシスコという大都市に隣接し、住宅都市としての面があること、大阪空港とサンフランシスコ国際空港が近傍に位置することなど多くの類似点があります。
昭和38年(1963年)10月8日に姉妹都市協定の調印を行って以降、親善使節や少年野球チームの訪問など、市民を主体とした交流活動が継続しています。(市HPより)
次の60年に向けて、現状と課題と
私は10月3日の到着時のセレモニー及び10月4日の記念式典に参加しました。両市それぞれでこれまで交流を続けてこられた方々、そして今回野球の親善試合のために来日した少年たちと豊中の少年たちの熱気に包まれ、式典は賑やかな雰囲気で執り行われました。
過去の訪問で仲良くなった方々が旧交を温めるとともに、今回訪れた方との新たな交流も生まれるなど、記念行事に訪れた両市民にとって貴重な時間となりました。
しかし一方で課題もあると感じています。
こうした節目の年には訪問団が相互に街を訪れ、盛り上がりを見せますが、普段から姉妹都市としての関係を意識できる機会はそう多くありません。市民の間でも姉妹都市という関係についてあまり認知度が高くないのではないでしょうか。
豊中市にとっては唯一の海外の自治体との提携関係であり、相互の政策に関する意見交換、生徒や市民同士のオンラインでの交流など姉妹都市という関係を活かした取り組みは普段から多くのことができるのではと感じています。
60年は人間でいうと還暦にあたり、新しく生まれ変わるような、そんな節目です。
これまで培ってきた関係を大事にしつつ、新たな取り組みによって新たな交流、関係も生まれるような、そんな次の60年を私も市の一員として作っていきたいと思います。
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