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活動報告

2024.11.07

第二回交通インフラ特別委員会が開催

安全な踏切・豊中市公共交通改善計画について調査

11月5日(火)に第二回の交通インフラ特別委員会が開催されました。
8月30日に引き続き、二回目の開催となります。
今年度新たに設置された特別委員会で、私は副委員長を務めています。
今回は市内の踏切の安全対策と、豊中市公共交通改善計画の中間見直しが調査テーマとなりました。

踏切の危険性の除去と、将来的な完全撤去を目指して

今回のテーマの一つ目として、市内の踏切の安全対策が挙げられました。

現在、豊中市内にはおよそ20か所の踏切が存在します。
そのうち、特に遮断時間が長い踏切や通行量が多い踏切を対象に、国交省が踏切カルテを作成しており、国と連携しての安全対策が進められています。

蛍池駅近辺の踏切道安全通行カルテ(国交省HPより引用/抜粋)

豊中市内の踏切では、過去に手押し車を押した方やご高齢の方など、複数の死亡事故が発生しており、早急な安全対策の強化が求められています。
市からは、現在進めている安全対策の例として、グリーンベルトや点字ブロックの設置、非常通報装置の設置、新しいタイプの踏切内進入検知装置への更新などを阪急電鉄と協力して進めていく旨の報告がありました。

私からは、長期的には連続立体交差化が抜本的な解決策として検討されている中で、踏切周辺の個別の改善を進めることは二重投資になる恐れがある、それでも現在の危険な状況を一刻も早く除去するために取り組んでもらえるのか、という点を質問しました。
答えとしては、連続立体交差化後も引き続き、整備した資産を活かせることを想定し、地下道の整備や駅前広場の整備など、ハード面の改善に取り組んでいく、とのことでした。

二重投資となる懸念に対して、一定の見解が示されたことは収穫です。
何度も述べますが、抜本的には、市内すべての鉄道線を立体交差化し、踏切そのものをなくすことが一番の安全対策です。
すでに高架化の構想が示されている阪急宝塚線庄内駅~服部天神駅間に加えて、阪急神戸線の豊中石内の区間、宝塚線の豊中駅以北の区間についても抜本的な安全対策となる連続立体交差化に向けて取り組んでいく必要があります。

第二回交通インフラ特別委員会が開催

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