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活動報告
2024.04.11
クリーンランド議会2月定例会のご報告
令和6年度の予算を議決
2月9日(金)に豊中市伊丹市クリーンランド議会2月定例会が開かれ、令和6年度の当初予算が議決されました。
定例会の詳細な内容については議事録をご確認ください。(豊中市伊丹市クリーンランド議会議事録)
なお、議事録の公開には定例会終了後数か月を要します。
私からは令和6年度予算に関連して2点、質問を行いました。
また、予算を吟味した結果、賛成しました。
クリーンランドの独自財源である財産売払収入の減少について
クリーンランドでは、搬入されたごみのうち、リサイクルが可能な資源を選別し、事業者に販売を行っています。具体的には、鉄などの金属類、ビン・カン・ガラスなど、再生可能な資源が該当します。
こうしたごみから得られる収入は財産売払収入としてクリーンランドの貴重な財源となっており、施設の安定的な運営及び市民負担の軽減の観点から、この収入を維持・増加させていくことは重要です。
令和6年度の予算にも、歳入として3,450万円が計上されていましたが、令和5年度の予算額は4,194万円であり、およそ18%の減少です。この減少の理由について質疑を行いました。
答弁としては、不燃ごみの搬入量が近年減少傾向にあること、鉄の市場価格が低下傾向にあることにより、鉄類の売却収入の減少が見込まれるため、財産売払収入の減少を予算に反映しているとのことでした。
市場価格の変動による収入減少は一定やむを得ないものの、貴重な独自財源であるため、選別技術の向上や売却先選定の工夫によって少しでも収入を増やす努力を続けるよう要望いたしました。
大地震等の際の災害ごみの受け入れ態勢について
能登半島地震では244万トン、平時の7年分に相当する災害ゴミが発生したように、ひとたび災害が発生すれば膨大な量のごみの処理が求められます。
クリーンランドは、平成28年に環境省の災害廃棄物処理計画策定モデル事業に選定され、平成30年には豊中市、伊丹市両市において災害廃棄物処理計画が策定されるなど、これまで災害への備えを進めてきました。
今回の能登半島地震を契機として、改めてこうした備えを点検する必要があるとの思いから、下記二点、質疑を行いました。
① 計画の現在の状況
② 平時からの災害発生時に向けた取り組み
答弁として、下記の内容がクリーンランドからは示されました。
① 豊中・伊丹両市の地域防災計画及び災害廃棄物処理基本計画に基づき、大規模災害が発生した場合にクリーンランドが果たすべき役割を迅速かつ的確に遂行するため、「豊中市伊丹市クリーンランド災害廃棄物処理マニュアル」を定めており、毎年見直し・更新をしている。
② 平時からの取り組みとしては、9 月の防災の日にあわせて地震を想定した防災訓練、12月には地震と火災を想定した総合的な訓練を実施している。
私自身、能登半島地震発災後1か月の段階で現地に赴き、被害の凄まじさと膨大な災害ごみの量に衝撃を受けました。いざ豊中市で大災害が発生した場合、円滑に復旧・復興を進めるためには災害ごみの迅速な撤去・処理は避けては通れません。
平時から、災害時のクリーンランドの使命である発災後の迅速な災害ごみの処理を滞りなく行えるよう、備えに万全を期すことを改めて要望いたしました。
豊中市から選出されるクリーンランド議会議員は、任期が単年度となっているため、私のクリーンランド議会議員としての職務はこの2月定例会で一旦終了となります。
一部事務組合に設置された議会として、市議会以上に、どのように注目してもらうか、興味関心を持ってもらうかが課題であると感じました。
今回の任期中に得られたクリーンランドの運営に関する課題と、豊中市の市政運営への示唆を今後の議会活動に活かしてまいります。
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