豊中の未来と
子どもを守る
坂口ゆうたの理念
活動報告
2023.02.17
行政の責任の下での保育体制の拡充が必要です
幼稚園でのボランティアを通して
今年に入ってから、豊中市の登録ボランティアとして市内の幼稚園で早朝の幼児の見守り活動を行っています。
朝早い時間帯での保育に職員の方だけでは十分な体制が組めないことから、他のボランティアの方とともにシフトを組んで担当しています。
働き方が多種多様化する中で、保育に関するニーズも多様になっています。
より長い時間、早朝や夜間、そして急用の際に預かってほしい。
民間主体のボランティアと幼稚園の協力体制があることは素晴らしいですが、
本来はそうしたニーズに対して行政が責任をもって対応すべきです。
「0」の裏に隠れた苦悩
先日、街頭演説の際に小さいお孫さんを持つ方からご意見を伺いました。
「娘はもともと子どもを3人欲しいと言っていたが、2人いる今の状態でもういっぱいいっぱいになってしまい、次はとても考えられないようだ。」
続けて、きょうだいで違う保育園に通っていること、仕事の都合で急きょ延長保育を頼むことがあること、そうした苦労で日々疲れ切ってしまっていると話してくれました。
現在、豊中市の待機児童数は0人です。
「待機児童」とは、保育施設に申し込んだものの入所できなかった子どもの数を指すため、
当年の申し込み者すべてがどこかの保育施設に入所した時点で、待機児童数は0とカウントされます。
しかし、申し込んだ保育所等に入園できなかった子どもの数は417人に上ります(令和4年4月)。
保育園には入れたものの、遠いところや、きょうだいで違うところになってしまった家庭。
子どもの特性に応じたケアを必要としている家庭。
そうした家庭の苦悩、負担が待機児童数0人という数字の裏には隠れています。
ボランティアという民間の善意に頼った体制は子どもたちの受け皿としては脆弱です。
行政主導で保育体制の拡充を行い、すべての子どもが希望どおりの保育所で必要な保育を受けられるようにする。
子どもを持つ家庭の苦悩と負担を少しでも減らすため、訴え続けます。
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